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責任ある資源管理に対する当社の取り組み

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環境の持続可能性は、セラミック生産プロセスに必要不可欠なエネルギーを始めとする資源の正しい使用によっても左右されます。当社は、1994年にセラミック業界で初めて、国際規格ISO 9001に則った自社の品質システムの認証を取得し、続いて環境管理システムに対しても国際規格ISO 14001認証を取得しました。2022年、会社は最終的にISO 17889-1認証を取得した世界で最初の企業の一つになりました。これは持続可能性の3つの分野(環境、社会、ガバナンス)において、38の定量的/定性的基準によってセラミックタイルの持続可能性を評価する最初の国際規格です。

近年、会社の工場はエネルギー効率部門における最高の技術を駆使して改装されました。この結果、エネルギー消費量が削減され、年間約14000トンのCO2の直接排出量が削減されました。エネルギー節約は、イタリアのホワイト証明、すなわち、低消費電力の窯の設置など、特定の措置を実行することで達成されたエネルギー節約を証明するエネルギー効率証券(TEE)を取得することによって証明されます。

これらの取り組みに、グループが所有する3つのコージェネレーションプラントが加わり、電気と熱を同時生成することによって年間15000トンのCO2排出が削減され、直接排出量と合わせて、合計29000トンのCO2排出が削減されます。

サッスオーロ生産拠点の新しいコージェネレーションプラント

サッスオーロには、磁器質タイル生産業界において世界で最も先進的なエコ・サステナビリティ工場の一つがあります。アルぺリア・グリーン・フューチャーの協力を得て、レジーナパチスの敷地の電力需要全体をカバーできるコージェネレーション プラントが完成しました。

カジリエ、フィオラーノ、ソリニャーノの工場に加えて、サッスオーロの工場にもコージェネレーションプラントが設置されました。

全生産プロセスにおける影響を軽減するための節約と回収

新しい生産工場は、環境への影響に細心の注意を払って設計されています。熱、工業用水、生産廃棄物の回収システムが、環境への影響を軽減し、労働者の快適性と安全を保証します。

エネルギー消費を削減するために、工場内の窯で生成された熱をプロセスの他の工程(乾燥機、アトマイザー)や加熱システムで転用します。

また、当社の全ての工場では、生産ラインの稼働用により効率的なモーターを購入し、工場の活動を責任を持って管理することでエネルギーを節約しています。更に、従来の照明システムは新しいLEDシステムに置き換えられました。