時間をかけて持続可能性の目標を追求するには、会社の信頼を高め、競争力を強化し、収益を向上し、私達の事業に携わる人々が確実に満足できるように、日々努力しなければなりません。そのために、私達は自らに課した原則、ルール、そして手順をパートナーとサプライヤーにも尊重するようお願いしています。
事業を展開する全ての国で信頼できる先進的なパートナーとして認めてもらうために、当社はモホークグループの一員として、会社の活動と実績に関する情報を透明性のある方法で全てのステークホルダーと共有してます。さらに、業績を公開することで重大な問題を特定して必要な改善を行えますので、効率が向上し、コストが削減されます。
環境と人間の尊厳、プライバシーの保護、あらゆる形の虐待や差別に対する子供と全ての労働者の権利の保護、そして労働安全を言葉だけではなく、測定可能で長期に渡って持続可能で具体的な取り組みによって体現しています。
サプライヤー行動規範
私達は企業として、各国におけるビジネスのあらゆる側面において高い基準を遵守し、全ての業務で個人と環境を尊重した倫理的かつ責任ある行動を保証できるよう日々務めています。
倫理規定は、環境保護、人間の尊厳の尊重、プライバシーの保護、子供と全ての労働者の権利をあらゆる形の虐待や差別から保護するための法律を尊重することを企業に課すものです。サプライヤー行動規範は、職場の安全を含め、サプライチェーンの様々な段階で当社と共に働く全ての人々にもこの取り組みを促すものです。サプライヤー行動規範で定義された基準は、当社と共に働くための条件です。
財務報告書の透明性
ニューヨーク証券取引所に上場しているモホーク・インダストリーズは、3ヵ月ごとに財務報告書を発行しており、当社の業績もセラミック部門に計上されています。財務報告書では、損益計算書の各項目と企業の貸借対照表がリンクされています。社会、環境、ガバナンスの持続可能性という目標を追求するための財務能力を評価し、当社の取り組みに必要なリソースを利用できるようにすることが必要不可欠です。透明性のある報告書を通じて、結果の達成だけでなく、従業員やサプライヤーの意識とスキルの成長も監視されます。
地球、人々、会社のより良い未来に向けた活動、イニシアティブ、目標が記載されたグループの持続可能性レポートは現在第13版に達しており、毎年発行されています。
ISO 17889-1認証
2022年、私達は世界の建設部門における持続可能性に関する初めてのISO規格、ISO 17889-1認証を取得した世界で最初の企業の一つになりました。2021年に誕生したこの規格は、環境、社会、経済的パフォーマンスに関する38の定性的・定量的基準に従って、タイルの持続可能性を評価する初の国際規格です。製品には、原料の選択から製造、流通、設置、製品の使用と製品寿命管理に至るライフサイクル全体を分析するスコアが与えられ、労働者と消費者の安全パラメータも評価されます。130満点中117.5以上のスコアを達成したセラミックタイルのみ持続可能であると定義され、認証を取得できます。
Certiqualityによって発行された認証は、責任ある消費と生産に対する国連アジェンダ2030の持続可能性開発の12の目標に則った自然遺産と人間の保護に対する当社の取り組みの更なる前進を示しています。
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